獣人病院、真鶴のモアイ、ブロックアート、真鶴水族館、箱根ボウル

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

夜明け前に起きて小田原・真鶴・箱根遠征。しかし今はほぼJR一本で行けてしまうのが恐ろしい。
最初は真鶴から回る予定だったけれど、レンタサイクルの時間が10時からと気づいて道中で小田原先行に変更。


というわけで小田原。前にも一度来たことがある。


目的はこちら。小田原十仁病院(獣人病院)。駅から徒歩圏内にある。


竹藪に埋もれてほぼ倒壊状態。


藪の奥のせいか、変わった野鳥の鳴き声が色々する。エナガなどがいる。


大量の椅子。竹藪にえんじ色の椅子が映える。

で、小田原には用はこれだけで、すぐさま真鶴へ。


駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りる。電動アシストが一日1000円。安い! 公共交通&電動アシスト自転車というのが最強の組み合わせだと思う。
お天気も良くて素晴らしい眺望!
普通に観光しても楽しい。


真鶴のモアイ。詳細が全くわからない。


そしてここ。ブロックアート。超有名物件。


一度は見ておきたかった。
けど高所恐怖症にはなかなかキツイのですぐさま退散。


真鶴水族館
建物自体は解体されているので、これというほどのものは残っていない。釣り人がいる。釣り人はどこにでもいる。


貴船神社
物凄い階段を歩いて上ったけれど、実は横から車で上れる道があった。


発心寺
半島一周して先に向かうと電動アシストでもなかなかキツくなってくるけれど、お天気が良いのでご機嫌。


にゃんこがよく映える。


ゆっくり走ろう真鶴半島。
地方での電動アシスト自転車は非常に便利だけれど、歩道が整備されておらず車道を走らざるを得ず、しかもグネグネした峠道が多いので注意。


長坂山隧道
鉄道は専門外なので軽く済ませる。
途中、後ろを走っていたkiwi氏がなぜか自転車で階段を降り始めたので、いち早くターゲットを発見して直行してくれているのかと胸がときめいたら、彼だけ歩道を走っていたら車道に出る道がなくなって、仕方なく階段を無理やり降りていたのだと判明。なにやってんの……。


滝門寺
偶然通りがかっただけなのだけれど、藁葺き屋根が立派な建物だった。


幼稚園を併設しているせいか遊具が置かれている。


山門の脇にもスプリング遊具が。

二人で真鶴に来るのは実は二回目。前はもう十年近く前、泊りがけの旅行だった。
あの頃はわたしの情緒不安定が今の十倍ひどくて、せっかくの旅行なのにヒスりまくって大変な迷惑をかけた。ごめんなさい。
それに比べるとわたしも彼も本当に成長した。昔の百倍仲良くなったと思う。ちょっとプリプリしてもすぐ仲直りする。大体ずっと楽しい。
真鶴、また二人で来られて良かった。

というわけで、超強行でそのまま箱根へ。途中バスの中から箱根町宮ノ下の建物を確認。


やってきました仙石原。
ここはミッションと関係なく一度は観光で来たかったところ。シーズンじゃないしススキもだめかなぁ、と思っていたら雪のススキもめちゃくちゃ綺麗! 来て良かった!


けど、猛烈に寒い! もう、洒落にならないレベルで寒い。鼻水ダラダラ。鼻かみすぎて痛い。


御覧くださいこの道……。山をナメてた……。


箱根ボウル。ここも一度は来たかった。


なかなか朽ちた味わいがある。


しかしとにかく雪が深くて、近づこうにも脛くらいまでズボズボ雪に埋まってしまう。スニーカーでは無理。
kiwi氏にさんざんたしなめられながらもズボズボ雪に埋もれて、足が濡れて後からじんじんきて「ほら見たことか」と冷たい目で見られた。


「大」の字。


これトリミングだし野鳥用装備ではないので全然撮れなかったけれど、ウソですね。やった!
野鳥レンズ持参で来たいけれど装備が重くなりすぎるしお金もない。

この辺でほとんどタイムアウト。
強羅に戻って木賀の里宮城野保養所彩りのやど強羅紅葉閣をチェックするも、この間の歩行と寒さでもうヘロヘロ。特に国道から強羅に登る怒涛の階段にはへこたれた。途中道沿いで座って休んでいたら道路工事の誘導の人に「大丈夫?」と声をかけられてしまった。もう歳じゃわい。


岩。

日照時間の間に行動しないといけないし、朝からおにぎり一個とコンビニで買ったトルティーヤで過ごしていたのでもうフラフラ。
やっとで小田原まで戻ってぐいのみオハシという居酒屋さんに。最初は本店らしいOHASHIに行ったのだけれど、満席でこちらを紹介された。小田原は狭いところに色々お店があって気持ちのよい小都市。これくらいのスケールが一番良い。
で、このぐいのみオハシ、パッと入った時の雰囲気はあんまり好きじゃないかな?と思ったのだけれど(雰囲気はOHASHIの方が好き)、お通しからして美味しくて男女別に違う日本酒をオマケしてくれる。そして料理がどれも美味しくてめちゃくちゃ量が多い。というか多すぎる。もう食べられません~というくらい出てくる。
日本酒が充実していて、セルフでとっくりにとって飲む方式。
かなりお薦めですよ! 小田原で飲むならここ!

ちなみにこの帰り、電車代をケチって小田急で帰ったところ、人身事故の影響で玉川学園で足止めに。熟睡していて気づかなかったけれど、駅についてドアも開かないままずっと閉じ込められていたらしい。全然動く気配がなく、再開予定が23:30とのアナウンスが。一時間以上かかるし、それから動いても家まで帰れない。玉川学園は他に路線もなくバスもない。タクシーは二十人待ちとの情報。
じっとしていても埒が明かない、と、一駅歩いて町田まで戻る決断。行動あるのみ。早朝から歩き通しの足で更にたったか歩いていると、うまい具合に空車のタクシーをゲット、町田へ。ここから横浜線で東神奈川、京浜東北線というルートで無事帰宅できた。
最後の最後まで大冒険の一日で大満足だった。