越谷流通公園、バイクの曲乗り、沼の入植地

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南越谷から越谷レイクタウン。南越谷は阿波踊りが有名で、祭りの日に見に行ったことがあるが、当たり前だけれど毎日踊っているわけではない。普段は至って平凡な郊外住宅地だ。
東川口や東浦和に見られるような農地と住宅地の拮抗があるわけでもなく、綺麗に整備された住宅地が続くだけで、正直面白くはない。荒廃感もない。
ここは元々農地だったのだろうか。農地でもなく、湿地帯だったのではないだろうか。この辺り全般に低い土地という感じがするが、あまりに綺麗に造成されているので、農地との拮抗もあまりなかったのではないか、と推測される。
武蔵野線の南側はずっと住宅地のため、途中から北側に抜けてみる。こちらは大きな工場と、物流拠点がひたすら続く。地名が既に越谷流通公園だ。
越谷レイクタウンの少し西で小さな川を越えるのだが、この川に橋が全然ない。武蔵野線線路のそばか、かなり北を迂回するしかない。
とにかくだだっ広いところに大きな建物だけがある場所で、ロクな写真が撮れなかった。

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駐車場みたいな交差点。

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越谷流通公園の東側、越谷レイクタウンに近いエリアは、広大な住宅用造成地が広がっている。まだほとんど家も建っておらず、空き地と綺麗に舗装された道路、電柱だけが延々と続いている。

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「これから住宅になる場所」だけが広がっていて、種をまいたばかりの畑のようだ。道を歩かず空き地の真ん中を突っ切って行っても誰にも怒られない。というか誰もいない。

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バイクの曲乗りを練習している人がいた。ひたすら往復してウィリーやら色んな技を見せていた。
近くで撮ろうとすると移動されてしまったのだが、やはり普通の道路で練習しているのがバレるとちょっとマズいのだろうか。別に誰の迷惑にもなっていないし、むしろ面白いものを見せてくれて結構な話だと思うのだけれど。

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越谷レイクタウンには、日本最大だとかいう巨大ショッピングモールがある。何も建物のない造成地の向こうに、突然広大なイオンが建っている。駅もやたらにゴージャスだ。元々この駅は武蔵野線になく、レイクタウンの開発と併せてあとから作られた駅だ。逆に言えば、ここは元々「何もない場所」だったのだ。
レイクタウンは、その名の通り駅の北側に大きな池がある。レイクとか言っているが、良く言って池、元々は多分「沼」だったのだろう。
この池も周りはすっかり整備されていて、別段風情も何もないのだけれど、野鳥がそこそこいてなかなか楽しい。バンや鴨の仲間、サギ系の鳥がいた。
ただ、この池が結構生臭い。レイクタウンをこれから盛り上げていこうというなら、池の水質浄化も重要な課題なのではないか。周りにこれだけマンションを建てているのだから、夏場などはちょっとキツいのではないかと思う。野鳥もいるので、そんなに酷い水質状態ではないと思うのだが、何が原因なのだろう。
なんというか、入植地みたいな世界だった。

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