京急大師線の川崎大師。正月にはさぞかし混み合うのであろう。このあたりにはかなり奇妙な空気が漂っており、それはつまり、味の素などの工場群が排出するインダストリアルな空気が広大な空き地を渡って、東京湾からの潮風と合流し、多摩川によって東京から隔てられたこのエリアで、川崎大師という宗教施設に守られたゲニウス・ロキと混じりあい、昭和の臭う商店街と殺伐としたパチンコ店の隣り合う、この寺社建築を模したキッチュなデザインの駅舎を擁する街で、飴切人形が飴を切る音を寂しくコトコトと響かせていたりする。
草地に猫。この面は見えないからほっといていいだろ、と思って建てたら、隣の建物が無くなってしまって人目に晒されている灰色の外壁。
PHOTO STUDIOと青い家。
青い家。
こっちを見ている猫。
川崎大師の境内から仲見世を見る。
川崎大師なので飴を売っています。
「ニューマリーン」てなんか色っぽい店のような名前だが、お好み焼き・もんじゃ焼きって書いてある。
緑の看板、吉野湯。