志免鉱業所竪坑櫓、宇美八幡宮、大谷炭鉱、勝田炭鉱のつづき。
宇美駅から香椎線(かしいせん)で長者原へ、長者原から篠栗線で篠栗駅へ。
と、この「篠栗」ってどう読むかわかります? 「ささぐり」ですよ。
福岡の地名は全然読めないものが多い。直方も「のうがた」なのに、五回くらい聞いても「なおかた」とか読んでいた。
ちなみに「ささぐり」は福岡在住の人も結構読めなかった。篠栗線という路線名も知られていない。どうなってるの…。
ここからまた歩く歩く。行軍。
シブい自販機。
そしてやって来ました、明治高田炭鉱。
これ、感動しました。わかります? 巻き上げ機の台座がそのまま利用されて、上に家が建ってるの。
おおおおッ! シブい! シブすぎる!
古い遺構を巡っていると、砲台台座みたいな巨大なコンクリート遺構は撤去が難しく、戦後のドサクサにまぎれてそのまま家の基礎に転用されることなんかがある。
それにしてもこれはカッコイイ。
さて、これだけ見るとまたもと来た坂道を下っていく。
味のある家。
そして博多へ。やっと大都会。
博多住吉神社に来た。
博多住吉神社は筑前国一宮。住吉三神を祀る神社の中で最も古いらしい。
またカッコイイ建物が。
にゃんにゃんも。
という訳で福岡初日終了。
天道炭鉱、三菱飯塚炭鉱、ついてくる猫につづく。