六本木から麻布十番へ。二時間半ほどか。
まずは六本木駅のすぐ南付近で教善寺、朝日神社、法典寺(桜が見事)、長耀寺。
ここから南下し、大物の十番稲荷神社。ここも桜が見事だった。
ここから西に戻り元麻布方面で徳正寺、大法寺、賢崇寺、長伝寺。どこも一般向けではない。
この辺りは坂が多いので、地図を見ているだけだと今ひとつ地理感が沸かない。実際に歩くとなかなか骨が折れる。
そしてここも大物、麻布氷川神社。神輿庫と覆いをつけられた神楽殿がどことなく近未来風でかっこいい。
ここから東方向に向かって専光寺(通り沿いにいきなり本堂)、善福寺(ハリスゆかりの寺)。この麻布山善福寺が地域の中核寺院で、都内有数の古刹。逆さ銀杏など「麻布七不思議」が残る。
その参道沿いに並ぶ寺として、善正寺、真福寺、金蔵寺、善通寺、善光寺、光善寺。
ここから東に向かって浄広寺を経て麻布通りを渡る。
円徳寺は建物がユニーク。中央の割れた独特の屋根で錆が浮いているのがサイバーパンク風。横の味気ないRC造りの建物と一体化しているのも面白い。
當光寺、龍原寺、志ほあみ地蔵を経て北東方向に向かって元神明宮。ここもユニーク。小丘に張り付くように祀られているけれど、本殿(正確には拝殿を覆っている建物)だけがRC造りの近代的なもので、参道沿いに並ぶ境内社はクラシックというか、よく富士塚などにあるミニ神社が並ぶ形式。この手の末社はジオラマというか盆栽的で味があるのだけれど、本殿とのミスマッチが不思議。
最後に銀杏稲荷大明神。マンション敷地内にあり、御神木二本は両方とも伐採されてしまったらしい。残念。
また廃スポットとして港区三田1丁目の建物、旧逓信省簡易保険局がある。
写真は例によって寺社とはほぼ関係ない。
十番稲荷神社。
十番稲荷神社。
港区三田1丁目の建物。警察官が巡回していたけどフレンドリーな人だった。ご苦労さまです。