鮫洲の由来、平和島から鮫洲は稲荷神社や弁天池が多い

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平和島から北上し大森海岸、立会川、鮫洲まで。
巡った寺社は以下の通り。

甘酒稲荷神社
大森神社
穀豊稲荷神社
最徳寺
立正院
密嚴院
磐井神社(東海七福神の弁財天)
大経寺(鈴ヶ森処刑場跡)
浜川神社(元修験道寺院の階上神社)
海運稲荷神社
天祖諏訪神社(地域の中心、弁天池が立派)
仲町稲荷神社
火防稲荷神社
嶺雲寺
白玉稲荷神社
梶原稲荷神社(梶原氏一門の古墳の上に建つ謎めいた隠れ家的稲荷社)
鮫洲八幡神社(池が釣り堀風)
青雲稲荷神社

競艇場や運転免許試験場、古くは江戸の処刑場と、最果て感のある一帯だけれど、旧東海道沿いだけあって雰囲気は面白い。神社も数多く、稲荷神社が多い印象。大井七稲荷というのがあるらしい。
また、磐井神社、天祖諏訪神社、鮫洲八幡神社と、弁天池のある神社がやたら見られた。一番立派な池は天祖諏訪神社だと思う。天祖諏訪神社は周辺一帯多くの神社の本務社になっている。梶原稲荷神社だけ旧東海道から離れた高台に位置し、梶原家の古墳上に建つというユニークな来歴を持つ。構造もやたらくねくねと参道が折り曲がる隠れ家的境内だった。
体力的に力尽きて来福寺まで脚を伸ばせなかったのが心残り。
鮫洲の地名由来には諸説があり、鎌倉時代に品川沖で大鮫が死んで浮いているのを漁夫が見つけて、この鮫の腹を割いてみると聖観音木像が出てきた、というものがあるらしい。この聖観音は鮫洲観音と呼ばれ、海晏寺の本尊として安置されている。
サメの腹から観音様とか、石像が流れ着くとかいった由来は数多く、神様というのは「向こうからやって来る」ものなのだと思う。追い求めて見つかるものでもない。日常の風景の中に錯視のように入り込む違和感みたいなものを掴まないといけない。実際、視界に映り込む。写真はそういうものだと思っている。と、語れるほどできているわけでもないのだけど。

例によって写真は寺社にはあまり関係ない。

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