三崎・城ヶ島・久里浜の廃墟はほとんど解体、猫は多い

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京急三崎口でレンタサイクルを借りて城ヶ島へ。


三浦市初声町下宮田の廃自販機のあった家。使用されているらしい。
城ヶ島に到達するまでに、他に海龍油壺基地を目指すが海岸の岩伝いを歩く根性がなく到達できず、諸磯の廃墟は解体済み。三浦市三崎町諸磯の店舗跡を見学。綺麗に管理されていて廃としての面白みはない。

覚悟はしていたものの、三崎は非常にアップダウンが激しい。
幹線道路沿いに走る分にはさほどのこともないが、戦跡などは海岸沿いか高台のことが多い。電動アシスト自転車程度だとなかなか困憊する。
またこの日は風が強く、城ヶ島大橋を渡るのは少し怖かった。高いところが苦手なので、突風が吹いて海に落とされる気がして下を見ないようにして走った。

城ヶ島に入るが、城ヶ島ユースホステル波光亭も解体済み。
かろうじて城ヶ島砲台三崎小学校城ヶ島分校を見学するが、いずれも史跡類に近い。城ヶ島砲台は公園にある砲座跡の他にコンクリート遺構が残っているのだけれど、藪がひどくて接近できなかった。夏は無理だろう。
城ヶ島分校は海の博物館として活用されている。たぶんほとんどお客さんがなくて、電気も落ちていたのを点けてくださった。漁の道具などが展示されていて、城ヶ島の歴史などが学べる。やはり第二次大戦くらいから急激に人口が増えているのは興味深かった。
寺社としては常光寺城ヶ島海南神社(城ヶ島分校のすぐそば)があった。


三崎から城ヶ島は元々漁村のせいか猫が多い。割れ窓理論ではないけれど、それで猫を捨てる人が多いらしく、動物の遺棄禁止の張り紙があちこちで見られた。


城ヶ島の突端付近にあったこの建物は、廃かと思ったのだけれど「つるや食堂」という食堂跡で、現在はアートスペース的に活用されているらしい。


波光亭跡には粗大ごみが不法投棄?されていた。

ほとんど廃見学ができずしょんぼりして三崎口に戻る。京急電車で久里浜に移動、気分を直そうと向かった横須賀市舟倉のタイヤの家も解体済み。これはガックリきた。
廃らしきものは横須賀市久里浜5丁目のプレハブ建物くらいか。まったく小規模でここまで来た甲斐はない。
寺社としては若宮神社太刀花稲荷に通り掛かる。

写真はそれなりに撮れたし朽ちた建物は多いものの、廃見学的にはまったく不発で、正直徒労感が凄かった。
しょんぼりしてトビばかり撮っていた。間近で見ると本当に大きい。
神奈川県はアップデートが早いということです。おめでとうございます。

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