駒沢練兵場遺構、若林の廃墟、松原の植物豪邸

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三軒茶屋、若林、松原から桜上水を歩く。


野砲兵第一聯隊の兵舎
駒沢練兵場の遺構で、現在は東京世田谷韓国会館として利用されている。

以上4点、三軒茶屋周辺。
三軒茶屋はちょっとごちゃっとした飲み屋街があるくらいで後は渋谷の延長が世田谷に溶け込むチャラチャラした場所、くらいの認識だったけれど、駅の南側は古い団地などが多くてなかなか味がある。
このエリアは元々駒沢練兵場で、戦後の比較的早い段階で一斉に宅地開発されたものだから、古い住宅が残っているのではないか。しもうま寮という不使用施設も見られた。

戦前の地図ではご覧の通り、現在世田谷公園および陸上自衛隊三宿駐屯地となっているエリアが練兵場、昭和女子大学および住宅地の部分が兵営であったことがわかる。よく調べると、道標など小規模な遺構が散見されるらしい。

ここから東急世田谷線で二駅、若林まで移動する。


以上2点、世田谷区若林5丁目の家


世田谷区若林4丁目のアパート

更に東急世田谷線で下高井戸の一駅手前、松原に移動。赤堤六所神社三界寺を見た後(この二つは隣接しているが旧別当ではなく、三界寺が赤堤六所神社の別当寺であった)、西に向かって桜上水方面に歩いていく。


この一帯は概ね超高級住宅街であり、面白いところは何もないのだが、この一軒の庭木の茂り具合には度肝を抜かれた。
廃なのでは?と確認したところ、インターホンが通電している。地価の高そうな地域にかなりの敷地面積を占める豪邸なのだけれど(この辺は豪邸ばかりだが)、ジャングルの如く植物が育ち溢れんばかりである。
廃を巡って歩いていると、植物に埋もれかけた家はしばしば目にするのだけれど、これだけの規模のものはなかなかお目にかかれない。しかし居住者があるとは。通電しているだけで住んではいないのかもしれないが、当然機械警備くらい入っていそうで、こっそり確認するわけにもいかない。


勝利八幡神社

天気も悪く合間の時間、更に大荷物だったこともあり手近なところを回ったつもりだったのだけれど、松原駅から桜上水駅は思ったより距離がありちょっと疲れてしまった。

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