ホテルサンヒルズ相模湖、ジェイソン村、ペンションSDS湖C

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相模湖のパチンコ・ボウリング場廃墟のつづき。

相模湖ボート乗り場周辺を出発し、甲州街道で相模湖北岸を西進。


巨大廃物件ホテル・ローヤルがあるが、道路封鎖されていることもあり素通り。
とにかくデカいし橋の上からなどでもよく見えるので、廃墟に興味がなくてもご存知の方は多いだろう。


こちらは現役。店舗前の公衆電話が渋い。

さて、伝説の元・廃墟ホテルサンヒルズ相模湖


以上7点、ホテルサンヒルズ相模湖
地上5階、地下2階のリゾートホテルだったが、1994年頃廃業。その後火災などもあり2007年に解体されたが、地下の駐車場部分だけが残って、それはそれで「地下だけ廃墟」として一部で人気であった。
2012年より若手芸術家の為の工房「アトリエアパート」に改装された。
というわけで、現在は地下だけの現役施設である。
地下で作業されていたタトゥーだらけの強面アーティストさんに「見学させてもらってもいいですか」と声をかけたところ「いいっスよ。この下もあるんスよ」とフレンドリーであった。
見事なグラフィティの描かれた工房でジャジーヒップホップみたいのをガンガンにかけて作業しておられて、工房になって本当に良かった!と思った。
廃墟に描かれたグラフィティには、時々舌を巻くような素晴らしい作品が見られるが、世間一般から見れば所詮落書き。そこが本当にもったいない。
もったいないけれど、額になど飾らず不法に描くぜ!というところがまたかっこいいのだけれど。

「アート無罪」みたいなワードが揶揄として使われることがあるけれど、アートなんか有罪に決まっているし、無罪なものなんてアートじゃないと思う。
人の業の深さがなければアートにならない。
「罪なき一般市民」みたいな欺瞞を踏み潰すものでなければならない。誰が石を投げられるのか、イエス様だって問うたではないか。

さて、ここから少し東に戻って、現・勝瀬橋のすぐ脇にコレがある。


以上4点、旧・勝瀬橋
2006年に現橋に取って代わられる前の勝瀬橋で、2009年に解体されたが、橋脚のみ残っている。
1959年に日本初の斜張橋として建設されたもので、大戦中の機銃掃射の跡が残った旧橋の主塔がそのまま利用されていた。
もったいないが仕方がない。

現・勝瀬橋を南に渡る。


以上2点、ジェイソン村の入り口。
70年代くらいの古い住宅地が丸ごと放棄されたものだが、凄まじい藪で全然進めず諦めた。建物が残っているのかどうかも怪しいし。夏は無理。

この辺で相模湖を離れて移動。


ねん坂の関


現役。

山側の少しわかりにくいところを登っていく。


以上6点、ペンションSDS湖C。
建物自体も3階建てプラス屋上があるが、横の建設現場みたいな部分も一部で、渡り廊下で繋がっていたらしい。

横須賀水道半原系統の廃隧道、海底橋、金光教T教会につづく。

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