八王子スタート。
市街で八王子子安神社、福傳寺、市守大鳥神社をちらっと訪れた後、甲州街道で相模湖方面へ。
この高雄から相模湖に抜けるルート、特にその神奈川県側にはかつて複数の廃物件があったが、現存しているのはドライブイン旭山のみ。大垂水峠・峠のお宿もつい先日解体されたらしい。まだ廃材の山が残っていた。
こうした峠道のラブホテル街には一軒くらい廃ホテルがあるものだが、大垂水峠は元気いっぱい。まったく寂れたところがない。
高尾は東京至近の「自然」スポットということで、人を見に行くようなものである。
相模湖到着前に面白いものが車窓を過ぎるが、後のお楽しみ。
相模湖のボート乗り場周辺。
以上、相模湖ボート乗り場周辺。
相模湖は昭和スポットということで、別件撮影も兼ねて訪れたのだけれど、確かにレトロ風の看板などは見られるものの、朽ちた雰囲気は全然ない。まったく人工的に「作られたレトロ」というわけではないが、かといって誰にも相手にされずに古びっていったというのではなく、「良く手入れされて保存された昭和」といったところ。
正直、ちょっと綺麗過ぎる。
この付近には相模湖ボート乗り場(旧施設)というのがあったが、解体されている。
相模湖は観光地として以外に、ボート競技の会場・練習場として知られているようで、県立相模湖漕艇場という立派な施設があり、大学生くらいの子らが大勢ボートの手入れなどをしていた。
他に自転車勢・バイク勢なども沢山遊びに来ている。
全然寂れてないぞ相模湖!
というわけで、以下、相模湖ボート乗り場周辺で唯一の廃墟、AOI。
パチンコ、ボウリング、ゲームセンター、ビリヤードなどの複合遊戯施設だった。
さすが神奈川県だけあって、暴走族文化のようなものが強烈だ。
なんとなく北関東の破壊とはまた違う風味があるように感じる。