武蔵野線新座駅。駅の南に平林寺境内林という天然記念物の雑木林があり、どんなところかと散歩してみた。
でも正直言って、よそ者が散歩してに行って面白い風景ではなかった。自然が豊かで住んだら落ち着きそうな土地で、家の周りとして犬でも連れて散歩したらとても気持ちが良さそうなのだが、小奇麗に出来上がってしまった郊外で、やたらまっすぐな道ばかりが続いて、今ひとつ面白くない。
バランスの悪い郊外、農地が開発に侵食されていっている街や、古い街並と工業エリアが入り交じっている雑然とした郊外なら面白いのけれど、新座は郊外としてまとまっている。住宅はどれも綺麗で、残すべき自然は管理の元に残され、人間は自動車で移動する。そういう街として既に出来上がってしまっている。
しかも平林寺境内林、入場は16:30までで、参拝は有料。その脇の道はひたすらまっすぐで風景が変わらず、歩いていてつまらない。
黄色。
並ぶ人々。
駅から大して歩かないでも、まとまった農地が見られる。
交差点。
これは何を植えているのだろう。ピラミッド型のビニールで守られた人たちが育っている。
カラス離陸。