江戸川区自然動物園の触れるコーナー、サイチョウ、アリクイ

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都内にある小規模動物園の中でも特に素晴らしい江戸川区自然動物園。前回に続いて二度目の訪問。
ここは規模は小さいながらも綺麗で、動物の飼育環境も良いように感じる。
触れるコーナーにはうさぎ、てんじくねずみ、羊、山羊などの定番動物以外に、ニワトリやアヒルがいる。
しかも順番にだっこさせて貰うのではなく、コーナーの中でかなりフリーダムにだっこしまくれる。
ちなみに、公式サイトの「ふれあいコーナー」紹介ページを見ると、羊や山羊は「あかね」とか「さくら」とか個人名なのに、モルモットやうさぎは単に「モルモット」とか書かれている。自他融合の境地に達しているということだろう。

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もちろん、最大の目的はこの触れるコーナー。
大人としては遠慮してできれば子供の少ない時に行くべきだが、アホなので日曜日に行った。
しかし負けない。

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江戸川区自然動物園の触れるコーナーにはコールダックがいる。小さめのアヒルだ。
こいつが可愛い。
触ろうとしたら、手を伸ばしたところでプルプルし始めたので、「これは怒ってるな」と思ったら案の定噛まれた。
良い子は無理に触ろうとしてはいけません。

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羊と戯れるお子様。

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この子がニワトリを実に愛おしそうにずっと抱いていて、とても可愛らしかった。うさぎではなくニワトリをこんなに愛せる子は、立派な大人になるに違いない。
こいつはシャモだと思うけれど、見た目に似合わず大人しく抱かれていた。
すごく毛並みが良い。

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この子のてんじくねずみ(モルモット)愛も素晴らしかった。分かるぞ、その気持ち!

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しかしてんじくねずみ本人は解脱しているので何も分かっていない。

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立派なニワトリ様。

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ペンギン。こんにちは。

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サイチョウという鳥。
こいつは頭の上に巨大なリーゼントのようなパーツがついていて、さっぱり意味が分からない。くちばしが折れた時にスペアに使えそうだ。
でもよく考えると、人間のリーゼントだって意味が分からないから、要するに世の中意味の分からないものばっかりだ。青春だ。

江戸川区自然動物園の注目アニマルとしては、アリクイがいる。
アリクイは本当に訳の分からない形をしている。柄もおかしい。見れば見るほど変だ。前後逆でも別にいいような気がする。
見たことがない人は、是非写真を色々探してみて欲しい。10分くらい見つめていると、どんなことだって可能だと思えてくる。あいつは不思議だ。
そのアリクイの写真を撮って載せたいのだけれど、江戸川区自然動物園のアリクイはすごくシャイで、すぐに中の小屋に入ってしまう。
最初に行った時は全然見られなかった。
今回はふと見た時に外に出て餌を食べていたのだけれど、わたしたちが行った途端にまた戻ってしまった。
餌がお皿に入っているので、人生の目的を失ってションボリしているのだろうか。
せっかくあんなクリップみたいに鼻を伸ばしたのに、お皿で餌なんか出されたらやる気なくなると思う。
是非蟻塚を作ってあげて欲しい。