長瀞に行ってきた。

駅から少し歩くと荒川。荒川も上流はこんなに細くて綺麗。

連休中だけあってかなりの人。
駅から川までは飲食店や土産物店が並んでいて、かなり栄えている。

なぜかブタさんを散歩してる人がいた。

一本となりの道にいくと、こちらは廃れていて、廃店舗が見られる。

大正館の並びの土産物店。

カラオケ店跡、ともしび。


ここも廃業している。
と、廃墟ばかり並べてしまったけれど、一本となりのメインストリートは非常に賑やかで、廃れている感じは全然ない。

この後は定番の長瀞ライン下りをエンジョイ。上流側のAコースにした。
船頭さんが独特のイントネーションで面白い。定番の口上なんだろうけれど。

長瀞駅から西の方にしばらく歩いて、宝登山神社へ。

その宝登山神社近くのロープウェーから山上に登る。

ロープウェー。

山上駅から更に歩く。景色は良い。

宝登山小動物公園に到着。
それにしても、この宝登山小動物公園は車以外のアクセスがなかなかキツイ。
ロープウェーの駅まで長瀞駅から結構歩く上、宝登山神社から山麓駅までも登りが大変。そして山上駅からも結構歩かないと動物園まで辿りつけない。
せっかくロープウェーがあるのに、全然動物園前には直行してくれない。

なんかグッタリしてるやつ。

この動物園自体の中もアップダウンがキツイ。

鹿がぼんやりしている。

なんかだだっ広いところにテキトーに猿とか鹿がいる感じ。

正直、今時の動物園の基準からすると、かなりショボいし環境も良くはない。

いかにも昭和の動物園。

でもそういう昭和っぽいショボさが味だったりする。

お猿が手をのばす。

鹿さん。

また山の中を戻る。

ロープウェーで山麓駅に戻ってきた。

眼下に明らかに使われていないプールが見える。

コスモショア長瀞というプールだった。

なかなかカッコイイ。
現地の人にとってはこういう使われていない施設はお荷物なのかもしれないけれど、個人的には普通に観光して遊んだ上に、廃墟まで目撃できて一石二鳥な感じだ。
むしろこの手の物件があった方が観光地として行ってみたくなる。
小奇麗なものだけ見たいなら都会の方が良いし、むしろ地域の歴史や変遷が感じられて面白い。

歩いていると、ライン下りの舟がトラックに乗せられていた。
舞台裏では、川下に下った舟をトラックで川上に運びあげているのだ。
車のない時代はどうしていたのだろう。牛馬で運河のように上っていたのだろうか。
昔の人は偉かった。

