武蔵丘陵森林公園に行ってきた。
と、森林公園駅にいきなりツバメが沢山いる。
駅のあちこちにツバメが巣を作っていて、糞が落ちないように下に板が設置されている。
さすが森林公園駅。嬉しい心遣いや。
ちなみに、森林公園関係の掲示などに使われいているイラストが皆「いらすと屋」さんのものだった。
駅から武蔵丘陵森林公園までは3kmくらい、バスが走っているのだけれど、5分前に出たばかり。
「もうタクシーで行こうか」と話していたら、同じくバスを待っていた初老の夫婦が話しかけてくれて、四人でタクシーに乗り合わせて行くことになった。
こういうのがすごい楽しい。
あの奥さんには感謝したい。ありがとうございます。
武蔵丘陵森林公園。
連休中の平日だったけれど、お天気が今ひとつだったせいか、それほど混んでいない。
武蔵丘陵森林公園は北口と南口で5kmくらいとだだっ広く、結構アップダウンがあるので、徒歩だけで回るのはちょっとキツイ。
園内バスが走っているのでそれを利用することもできる。
わたしたちは自転車を借りた。
ホオジロ。
野鳥の声は色々聞こえるのだけれど、自転車で走っているとそんなに見られない。
というか、かなり木が鬱蒼と茂っているので、そうそう目撃はできない。
キビタキらしい声がするのだけれど、見ることはできなかった。
他にもいかにも珍しそうな知らない野鳥の声がするものの、正体が分からない。
ガビチョウ。
と、色々歩きまわっていてドッグランの近くあたりで雨が降り出し、この小屋で雨宿りしようとしたのだけれど、中に入るとバサバサと羽音がする。
スズメがいるのだ。
中に巣を作っているのならいいのだけれど、雰囲気的に間違って入ってしまって出られないっぽい。
ドアを開けて外に逃がすようにしたのだけれど、なかなか出て行ってくれない。
窓も開けて誘導しようとするものの、うまくいかない。
そうこうするうちに、スズメがこの換気扇の中に入ってしまった。
このまま換気扇を回したら大変なことになってしまうので、なんとか追いだそうとするものの、微動だにせずに身を潜めている。
もう目と鼻の先にいて、目が合っているのだけれど「ここで動いたらやられる!」みたいなモードに入ってしまって、ピクリともしない。
そっとファンを手で動かしてみると、うまいことファンに当たらないところに入ってはいるものの、ちょっとだけファンがくちばしに触れる。
それなのに知らんぷりな感じでくちばしをそっと動かして忍者のようになっている。
結局そのまま諦めて帰ったのだけれど、うまいこと脱出してくれたのだろうか。