西淡路高射砲陣地、トラリー個展、騒音の夕べ、NAND

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台風の中、大阪行き。
荷物重いし靴ずぶずぶだし最悪の中、無理してちょっと歩いた。


新大阪から東淀川に移動、そこから歩く。


廃ではあるけれど露骨に個人宅のガレージだし保存されているのか。


肝心のターゲットへの道がびっくりするような細い路地で、何度か前を行き過ぎている内に発見! うぉ! こ、これは…。


逆側から見たところ。現在は住宅の一部になっているけれど、おそらく遺構をそのまま利用したものではないのだろうか。確証はないけれど。


これです、これ。西淡路高射砲陣地(西淡路高射砲台)
高射砲陣地がそのまま住宅に転用されている。おそらく戦後のドサクサで、余りに頑丈で壊すに壊せず、家にしてしまったのだろう。戦跡+その勝手利用のワンセットで先人たちの足跡と歴史に胸が熱くなる。
本当は半円状にいくつもの砲台が並んでいたのだけれど、現存しているのはこの一基だけらしい。
先日訪れた明治高田炭鉱では巻き上げ機台座が住宅転用されていたけれど、遺構がDIY的に民間転用されている事例は人々のたくましさが滲んでいてたまらない。


宅地転用された上で更に植物が繁茂している。現在も居住されているのだろうか。
廃墟を転用して更に廃墟化、というパターンも色々あって萌えポイントだ。
新平渓煤礦の遺構でも、炭鉱跡に作られた炭鉱博物館が既に廃墟化していた。
日本の例で言えば、中竜鉱山は閉山後にアドベンチャーランド中竜となるが、それも潰れて廃墟化している。
群馬県太田市のアドベンチャーランドも採石場跡をテーマパークに転用するも閉鎖。更にその後、ジャパンスネークセンターとなっているがそれも微妙に寂れてB級スポット化している。
歴史は積み重なる。

この近くにあった公園が草ぼうぼうというか、ほとんど草むらの奥に遊具が見える状態でカッコ良かった。
大阪維新になってから草刈りが疎かにされている、という話を聞くけれど、これもその一事例なのだろうか。

ここから淡路駅の方に歩いて行く。

淡路から十三に向かったつもりが電車を乗り間違えていて、とりあえず南森町で下りる。せっかくなので大阪天満宮を見ていく。

堀川戎神社にも寄る。

そこから梅田に移動して露天神社(お初天神)も覗いていく。


この露天神社に難転石なる水でくるくる回る石があった。どういう意味があるのかは知らないけれど、単純に綺麗。

さて、ここから千鳥橋へ向かいtorary project(@Torary)の個展に。


この正面の絵、時速100km/hで走るトラックの荷台で描いたみたい。というか普通に可愛い。

で、夜は本番の騒音の夕べに。


くっそイケメン。


くっそ可愛い。

そこからなんば、味園ビルのトラリーNANDに。このビルが非常にアジア的な変な建物。


シャンデリアがなんだかもう……時代がかっているというか昭和ゴージャス。

で、朝まで楽しんだというわけ。

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