椎名町、要町、補助172号線

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椎名町から要町、北池袋方面を経由し池袋へ。
椎名町駅前で金剛院(長崎不動尊)、長崎神社(和む)。
北上し長崎八幡神社長崎御嶽神社(庭が可愛い)、宝光寺(塀の向こうに像)。
ここから北東に進み山手通りを東に渡り要町通りを北に渡り要町駅の北東エリアで祥雲寺(門前にイケフクロウ)、功雲院(鳩寺)、洞雲寺
ここから北東に進み池袋三社神社(小祠)、池袋御嶽神社(大物)。
廃物件として美幸荘豊島区池袋2丁目の建物があった。
全体の印象として面白く胡散臭い一帯。池袋至近だけれど繁華街からは距離があり、古い木造住宅も多く見られる。何をやっているのかよくわからない人がうろうろしている。キラキラゴテゴテした繁華街の中心より、これくらいの距離のところが魅力的だと思う。
西池袋マートは美しい建物だった。

下の地図位置に解体途中の家が道路予定地の更地と並んでいて気付いたのだけれど、道路の拡幅計画が進められている。補助172号線というらしい。

補助172号線沿道長崎地区地区計画|豊島区公式ホームページ
補助172号

場所としてはこのあたり。東長崎から椎名町の少し北を東西に抜ける道。ごちゃごちゃした古い木造家屋を壊して道を広げて防災上の強化をはかろう、ということみたいだ。

ボロっちい町の方が写真的には面白いのだけれど、写真に撮られるために町があるわけではないし、こうしてつるんとしたつまらない町へと作り変えられていく大きな流れに僅かに抗って鯉の滝登りみたいに隙間を抜けていくのが醍醐味とも思う。鯉だって流れがなければ遡らないだろう。
永遠にこの時をとどめようというでもなく、流れに乗ったり肯定するのでもなく、懐古や復古に耽溺するのでもなく、無駄に滝を遡る。卵さえ産めれば川なんかどうなってもいい、というか、どうにもならん、と、身の程を知らないといけない。
卵だけは譲れないけど。

例によって写真は寺社とはあまり関係ない。


宝光寺


西池袋マート。


美幸荘

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