杉並の廃村、高井戸の屋敷林、成宗の地名由来

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富士見ヶ丘駅スタート、北東に進み環八、善福寺川を越えて新高円寺駅まで。

大乗仏教教会
田端神社(近隣史跡がぎゅっと濃縮、両部鳥居がかっこいい)
尾崎熊野神社(藤棚の稲荷社、御神木のクロマツ)
成宗須賀神社(まあまあメジャー)
天桂寺(杉並の地名由来)
海雲寺
成宗天祖神社
杉並猿田彦神社(糺水宮に猫)

成宗須賀神社、成宗天祖神社というのがあるが、成宗(なりむね)とは杉並区にかつてあった町で、現在の杉並区大宮・成田東・成田西のそれぞれ一部に相当する。成宗の名は鎌倉時代の御家人・中野左衛門尉成宗(成宗氏)に因み、その子孫にあたる者が名主であったことからこう呼ばれたという。
巡った神社はどこも割合に興味深く、境内社の多い中規模神社が目立った。
天桂寺は杉並区の地名由来だそうだが、杉並木があったから杉並って、他にも杉並木くらいあったように思う。固有名詞でもないし。その辺は話半分に聞いておく。

高井戸は以前に芦花公園に住んでいた頃に時々散歩にいって、いつかこんなところに住んでみたい、と思っていた土地。結局全然違う場所に住むことになり、一生この辺りには縁がなさそうだけれど、今訪れてもたまに都市菜園の混じる閑静な一帯だ。しかしまあ、その後の人生の色々を経ると、もっとリアルな町か、でなければもっとずっと郊外の方が良いようにも感じる。いずれにせよ高すぎて住めない。
善福寺川流域もよく散歩したけれど、本当に静かで良い場所だ。上品すぎるのが玉に瑕だけれど、結局東京では上品な場所にしか畑も川もない。
終着点の新高円寺付近になると、若者中心の大分殺伐というか有象無象感が出てくる。これはこれで良いけれど、そんなに若くもないので。
荻窪周辺は本当に住みやすそうだった。

例によって写真は寺社にはあまり関係ない。

以上7点、高井戸西2丁目の古い建物杉並区高井戸西2丁目の家高井戸の屋敷林。杉並の廃村とも呼ばれる廃屋群(一部現役)。
廃としては他に金子アパートもあった。

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