荻窪、天沼の地名由来、天沼パトロール

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高円寺から東進するつもりだったのが快速だかなんだかに間違えて乗って荻窪まで行ってしまい、面倒なのでそのまま荻窪探索。巡った寺社は以下の通り。

荻窪白山神社(長い参道)
光明院(荻窪の地名由来)
天沼八幡神社
本天沼稲荷神社
猿田彦神社
厳島神社、三峰神社(鳥居くぐって左右に二つの小祠)
蓮華寺(無農薬)
天沼熊野神社

とにかく猛烈に暑かったので三時間も歩いていないけれど、それでもキツかった。
荻窪は良い土地だと思う。まあ、杉並区クオリティというか、やや左巻きの空気が漂ってはいるけれど。
本天沼稲荷神社は小さいながらも境外末社が三つもあり、厳島神社、三峰神社の配置がユニークだった。蓮華寺は除草剤?などを使っていないとの掲示があり、確かに境内は鬱蒼とした雰囲気でヤブ蚊がすごそうだった。天沼熊野神社はちょうどお祭りにぶつかり良いところを撮れた。
ハイソすぎず汚すぎず、目に起伏のある風景というか、単調ではないので散歩しがいがあると思う。
こだわりの強い人のそばには近寄りたくないけれど、そういう人の作ったものとか行動の跡には面白いものがあるなあ、とぼんやり考えながら歩いた。

荻窪の地名は、この地を訪れた旅人が荻を刈り取って草堂を造り、観音像を安置し荻堂(おぎどう)と名付けたことと、周辺の地形が窪地であったことによると伝えられる。現在荻窪駅から西進し環八を越えたところにある慈雲山荻寺光明院がその跡とのこと。石像類がやたら多いお寺だった。

この日通過した天沼の地名は、現在の天沼三丁目にあった弁天池に因むらしい。天沼八幡神社の西にある天沼弁天池公園がその跡だが、元の弁天池ではなく後年になって人工的に造成されたらしい。
個人的に、天沼というと思い出すのが、オードリー春日さんが売れていない頃にやっていた「天沼パトロール」というサイト。後にオールナイトニッポンの企画で復刻されたものが現在も見られる。
春日さんの家は阿佐ヶ谷、オードリー春日さんのむつみ荘、小川屋豆腐店で前まで行っているのだけれど、阿佐ヶ谷の方だから天沼とは違う。むつみ荘の前に天沼に住んでいたのだろうか。
猛暑の天沼を回るわたしが天沼パトロールだった。

で、荻窪とは関係ないのだけれど、最近別件の撮影で巣鴨から都電沿いなどを巡り、ついでに真性寺高岩寺巣鴨猿田彦大神庚申堂を訪問した。
真性寺には江戸六地蔵第四番が安置されている。江戸六地蔵は、東海道の尊像として品川寺(第一番、青物横丁駅そば)、奥州街道沿いの東禅寺(第二番、東浅草)、甲州街道沿いの江戸三大閻魔の寺として有名な太宗寺(第三番、新宿二丁目)、中山道沿いの真性寺(第四番、巣鴨地蔵通り商店街入り口)、水戸街道沿いの霊巌寺(第五番、清澄白河)が現存しており、第六寺は廃寺となり消滅した千葉街道沿いの永代寺にあった。
このうち太宗寺、真性寺、霊巌寺は訪問しているが品川寺と東禅寺は未訪問。
少なくともわたしの見たものはどれもやたらデカくて座っているお地蔵さん。なかなかインパクトがあり、最初はただ「変なの!」と思っただけだったけれど、五ヶ所だけなのでコンプリートしておきたくなった。

例によって写真は寺社にはあまり関係ない。


杉並区天沼2丁目のクリーニング店


一般家庭だと思うのだけど黄色の狛犬?シーサー?が鎮座している。

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