蓮江病院、観音寺の象、飯能の看板建築

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仏子、飯能を訪れた。

仏子の目的は入間グリーンロッジだったが、まさに解体工事の真っ最中。寺社は八坂神社を訪問。

飯能では蓮江病院を確認、その後町並みを撮影しつつ以下の寺社を経由した。

観音寺(鐘つき堂に白い象)
飯能八坂神社
子育入子地蔵尊
秋葉神社・三座稲荷
久下稲荷神社

観音寺は鐘つき堂に鐘の代わりに白い象がある。かなりシュールな風景なのだけれど、戦時中に鐘を供出してしまい、戦後なってから近所のせんべい屋さんが奉納したものらしい。アニメの舞台になったとかで、聖地巡礼で訪れる人もいるようだ。
子育入子地蔵尊には西川材として知られた当地特産の木材について、以下のようないわれが残っている。

八代吉宗の頃、洪水により木材が流失、当地に住む入子彌兵衛がこれを見て一本でも多くの木材を拾い上げさせよと村人に指図し、川岸に積ませておいた。しかし、この木材には幕府御用達のものも含まれていたため後日問題となり、彌兵衛は流木盗人とされて吟味もされずに投獄されてしまう。
無実の罪が晴れるよう、彌兵衛が日頃信仰している地蔵を思い出しひたすら念じたところ、ある日、牢の中で一人の老人が枕元に立ち、後をついてこいと命じた。気が付くと彌兵衛は我が家に戻っていて、老人は地蔵の化身で、やがて無実が証明されたという。
彌兵衛はこの地蔵の慈悲に感謝し、寛延三年(1750)に村人と共に地蔵を建立した。

なるほど、この辺りで木材を切り出して船で江戸まで運んだのだろう。

最後に飯能市街から美杉ニュータウンまでバスで移動し畑トンネルを見に行ったが、クリーンセンター脇の旧道入り口がとてつもなく頑丈なバリケードで封鎖されており取り付く島もなかった。

というわけで、猛暑の中をはるばる訪れたにもかかわらずほとんど不発。最高気温35度とのことだったが、体感ではそれ以上あった。
むしゃくしゃするので飯能駅前のRAJAというインド料理店で食べたら美味しかった。
飯能の町並み自体は面白い。入間馬車鉄道跡と看板建築として地図にも表示されている。また、飯能河原では川で水遊びをしている人たちがいて、泳ぐ前提で友達と来ればそれなりに楽しかったかもしれない。
しかしとにかく暑すぎた。ちょっとまともに歩ける状況ではなかった。


観音寺の象。


以上2点、八坂神社にて。


以上8点、蓮江病院

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