夕張木炭製造株式会社、北炭楓鉱発電所、ホテル・エンペラー

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アドベンチャーファミリー、夕張自動車教習所、南部青葉町のゴーストタウンのつづき。

北炭夕張新炭鉱から国道452号線を沼ノ沢まで南下。藤屋百貨店は解体済み、夕張市立緑小学校は郵便局に転用されている。
ここから真谷地沼ノ沢停車場線を東に入り、北炭真谷地炭鉱を目指す。


なんだろう? この道路沿いもかなり閑散としていて、ポツポツと使っているのか使っていないのかわからない建物がある。途中、真谷地郵便局も見られた。


夕張木炭製造株式会社

この夕張木炭製造株式会社も、おそらくは北炭真谷地炭鉱閉山後の産業振興として作られた夕張市の第三セクターだったが、2007年3月の夕張市財政破綻により倒産。
道を奥に進んだ北炭真谷地炭鉱跡地にも、伝統木炭加工場があった。
その時は気づかなかったが、これは北炭真谷地炭鉱の機関庫を転用したものだという。
そのすぐ向かいのリサイクルセンター(現役)は映画館跡。
が、至って平凡な建物で写真すら撮らなかった。

で、肝心の北炭真谷地炭鉱なのだけれど、主な遺構は既に解体されている。
ただ衛星写真ではわずかに基礎跡のようなものがあるようにも見え、念のために確認してみようと思っていた。
しかし舗装がなくなりダートになる辺りで、道が谷底に向かって大幅に崩落。北海道胆振東部地震の影響かもしれないし、もっと前から崩れていたのかもしれない。誰も来ないところなので別に崩れていても問題ないのだろう。
衛星写真で見た時は平たい土地に見えたが、すぐ脇を谷川が走っていて崖になっている。自分のいる足元もいつ崩れるかわからない気がして、すぐに引き返した。どうせ残っていても基礎くらいなので、命をかけて探しに行くようなものではない。

本線に戻り新夕張まで南下、国道274号線を東進。


以上2点、北炭楓鉱発電所(石炭ガラス工芸館)。北炭楓鉱発電所跡を石炭ガラス工芸館に転用したがそれも閉鎖されたもの。「転用後また潰れる」パターン。
すぐそばには登川プールもあったが藪でなんだかわからない。

再び本線に戻り南下、夕張ICのすぐそばでポツンと孤立した廃。


以上2点、メープルファーム(牧場ソフト)


滝の上発電所。これは廃墟ではなく現役施設である。

さて、夕張で見たいものもほぼ見られたので、大移動して千歳より南の苫小牧へ。


以上2点、ホテル・エンペラー
すぐそばのホテル・ローヤルは解体済み。

時間もないのでまた大移動してジョイランド樽前を目指す。
が、結論から言うと到達できなかった。
ジョイランド樽前に通じると思われる林道のような道がいくつかあるのだけれど、どれも普通の乗用車ではかなり厳しい状態。ジープかオフロードバイクなら走破できるかもしれないが…。泣く泣く諦めた。


代わりに、アプローチを探している途中で鹿に会った。


鹿の方がいいかな。

日没も迫ったので間に合いそうな手近なところへ。


以上2点、空襲を受けたサイロ

以上で北海道探検は終了! お疲れ様でした。
千歳へと帰路についた。

北海道、本当に素晴らしい土地だった。
また来て今度はぐるりと一周してみたい。

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