館山から鴨川にかけて、房総半島先端部の海岸沿いや内陸を巡っていく。
館山を訪れるのは二度目なのだけれど、とても良い場所だ。廃墟の写真ばかり載せているが、当然ながら廃れたものばかりではない。というか、館山は基本的になかなか栄えている。
直線距離なら東京からさほどの距離でもないのに、南国のような風情があって、非常に気持ちの良い土地だ。
また、今回はじめて訪れたが、この辺りの海岸から内陸に入ると、一転してど田舎となり、これがまた素晴らしい。離合にこまるような隘路を分け入ることになるが、タイムスリップしたようなのどかな世界を味わうことができる。
以上2点、川上物産。
他に伊勢和商店加茂給油所を確認した。どちらも閉業したガソリンスタンドで、ほとんどの人は興味もないだろう。
以上2点、鴨川市江見外堀のペンション跡。
海岸沿いに建つ建物で、建物自体はさほどの損壊も見られないが、日当たりの良い一階内部に草が茂っていて、まるで温室のようになっている。
以上4点、鴨川市江見青木の廃屋群。
ここは本当に素晴らしかった。三軒の廃屋が集まっていて、他に一つ、納屋のような建物も打ち捨てられている。
のどかな漁村、という一帯で、胸がパッと開く心地のする土地だ。
以上3点、鴨川市江見内遠野の廃屋。
上の廃屋のすぐそばにある。
曾呂尋常小学校分教場、大山祇神社につづく。