洲崎灯台、お台場海浜公園、館山海軍航空隊掩体壕、高島実験場、水中観光船、舎那院山の磨崖仏、人助けの木

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館山二日目。鋸山日本寺、赤山地下壕、ひたすら歩くの続き。

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ファミリーオ館山で一泊して、朝にそばの海岸を散歩する。

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またカワラヒワがいる。アオバトのように海の水を飲むのだろうか??

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電線にもカワラヒワ。

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太陽電池パネルの上にトビが。

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ホテル全景。
で、ホテルの人が洲崎灯台まで送ってくれる。ありがとうございます。

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洲崎灯台。ここは観光地だと思う。

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絶景。富士山が見える。

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本当に景色がいい。天気も最高だった。

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何か海上に円筒形のものがあるのだけれど、なんだろう。

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ムクドリ。

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洲崎灯台の先まで行くと、「お台場海浜公園」なるものがある。
なんか怪しげな手書きの看板で、しかも有料。
入口では思い切りユンボのおじさんが工事している。
ちょっと迷ったけれど、ここまで来たので入ってみる。

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なんかオブジェっぽいものが並んでいる。

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凄い手作り感。

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「心は丸く」。なんか色を塗った石やら木がゴロゴロしている。

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アート的な何かなのか、良くわからない。まだ作っている途中っぽい感じがする。

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でも眺めは素晴らしい。

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白いアートひろば。やはりアートなのか。

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キャンプ場としては機能しているらしいけれど、散歩で入る人はあまりいなさそう。
入口の奥さんも何だか申し訳無さそうな雰囲気だった。

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「丸く生きる」。丸いのが好きらしい。

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完全に出来上がったら、地中海っぽい雰囲気になって良いのかもしれないけれど。

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庭園風呂なるものもある。

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磯釣りをしている人がいる。

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富士山も見える。

ここから洲崎神社の方にとりあえずブラブラ歩いて行くことにする。

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途中で発見した廃車。

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民宿跡のようなところに、乗用車を乗せたトラックがまるごと廃車になっている。

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結構カッコイイ。

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洲崎漁港。すごく小さな港。おばあちゃんが可愛い。

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猫がいた。

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小さなお社。

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洲崎神社(すさきじんじゃ/すのさきじんじゃ)に着いた。

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凄い階段。

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老夫婦が一組登っていたけれど、わたしたちは諦めた。

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ここも海の眺めが素晴らしい。

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旅の間中ウグイスの声が聞こえていたけれど、ここでやっと本体を見られた。
ウグイスはだれでも知っている割に見るのは大変だ。

ここからバスで移動。
この辺りを通っている路線バスは、そのまま東京まで行く高速バスになっている。だから乗り心地がとても良い。

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館山海軍航空隊の掩体壕にやって来た。昨日行った赤山地下壕のすぐそばだったのに、昨日は気づかなかった。

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周りはすっかり畑になっている。掩体壕はいくつもあったのだけれど、今はこの一つしか残っていないそうだ。
写真では見たことがあったけれど、実際に見ると結構感動する。

この近くで、トビとカラスの喧嘩を見た。

一対一だとトビの方が強い。でもカラスはチームプレーでトビをいじめることもある。

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一応看板は立っていたけれど、見に来る人もほとんどいないだろうし、全然目立ったない。
こういう風に生活の中に気も使われずに残っている遺構というのは良いものだと思う。

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そこから歩いて海上自衛隊の館山基地の方へ。

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守衛のおじさんは会釈もしてくれてフレンドリーだった。

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自衛隊の基地沿いの道を通って、高島実験場へ。廃墟ファンには知られた物件らしい。

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水産関係の試験場だったらしい。

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落書きされている。

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なかなかカッコイイ建築。

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これも顧みられてない感じの廃墟で、美しい。
ちなみに立入禁止なので、これは外から撮っています。

その先にある沖ノ島まで行こうと思っていたけれど、炎天下に徒歩、まだ距離があって諦める。
こんなところに歩いてくる人はいない。
修行みたいな旅だ。

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戻る途中の造船所。船の修理をしているところみたい。

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ここにも廃車が。

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道の駅たてやまのそばにある水中観光船まで来た。
道の駅はとても立派なのだけれど、水中観光船はその隣で、チケット売り場が小さな掘っ立て小屋みたいで少し不安がよぎる。
チケットを買うと、「何か割引になるもの、持ってない?」と聞かれる。チラシが割引になるらしいので、それを渡すと、おじさんが「更に割引するから、アルバイトしませんか?」と言ってくる。
何かと思ったら、船まで新品の日章旗を持って行って欲しいという。船につけているのがボロボロで交換したいのだけれど、一人しかいないので持ち場を離れられないとのこと。
お安い御用なので引き受けたけれど、フレンドリーで面白いおじさんだった。
後で考えたら、日章旗なんて急いで替えないといけないものでもないし、営業終了後でも翌日でも良い筈だ。だから、割引してあげるためにわざわざ口実を作ってくれたのかもしれない。
チケット売り場は小さいけれど、おじさんは素敵な人だった。
そしてこのナスのあるところが、遊覧船の乗り場。

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遊覧船がやって来た。小さい。
賢島で乗ったエスペランサ号とは比較にならないほどしょぼい船で、少し不安になる。

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でも出発したら、小さいだけにちょっと揺れる感じとかも含めてとても楽しかった。
これは魚を生きたまま入れておく生簀とのこと。

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アオサギなどのサギ類とウが大量にいる。
歩いている時、上空をアオサギが飛んでいるのを何度か見たのだけれど、地上にはいない。どこにいるのかと思ったら、ここに食餌に来ていたのだ。

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館山城が見える。

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ガット船。砂利を運ぶ船とのこと。

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さっき見た造船所まであっという間に来てしまった。速い速い。

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このおじさんが、色々と説明してくれる。
ただ、別に案内口上が定式化しているわけではない。
遊覧船の類は、船内でアナウンスが流れたりするものがよくあるけれど、船の規模的にもそんな放送はない。
おじさんも、特に説明がミッションとして決まっている訳ではなさそう。
ただ単に、気が向いたからそばにいる人に話しているのだ。
それが異様にフレンドリーで楽しい。
この水中観光船のおじさんたちはみんなイイ人だ。

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さっきの高島実験場も見える。

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水中観光船だから、中はグラスボートになっている。

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上から餌を吊って魚を集めている。

さて、水中観光船が終わって一旦館山駅に戻り、残りの時間で手頃なところを見ようとする。
時間がなかったので、タクシーで舎那院の磨崖仏に。
観光地図に載っていたので試しに行ってみたのだけれど、タクシーの運転手さんも道がよく分からないマイナー物件。
地元の人に尋ねながらエライ細い山道を入っていったところにあった。

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磨崖仏と言っても、めちゃスケール小さい。

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でも穴場物件っぽくて味わいがあった。

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お墓が倒れている。

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ついでなので、すぐそばにある大巌院というお寺に寄ってみる。タクシーの運転手が檀家さんとのこと。

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このお寺には四面石塔というのがある。
1624年に建立された石塔で、東西南北の各面に、朝鮮ハングル・中国篆字・和風漢字・印度梵字で「南無阿弥陀仏」と刻まれている。
このうちハングルが、現代ハングルのご先祖様的な草創期のもので、とても貴重らしい。

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確かにハングルっぽいものが書かれている。面白い。

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これが日本の漢字。

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中国篆字。

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梵字。

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向こうにタクシーが待っていてくれている。

ここから駅に戻り、また駅周辺を一時間ほど散歩。

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諏訪神社

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六軒町のサイカチの木。
1703年の元禄地震で津波に襲われた時、この木に登って助かった人がいることから「人助けの木」と呼ばれているという。
でもこの木、せいぜい二階建ての建物程度しかないし、300年も前ならもっと小さかったんじゃないか。捕まって津波から助かるほどの木には見えない。言い伝えということなのかなぁ。

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