王子駅前の古い木造長屋の飲食店街、さくら新道。このさくら新道は2012年1月21日に火災でほぼ焼失してしまい、今でも京浜東北線のホームから焼け跡が見える。久々に王子を歩いてこの焼け跡も眺めてきた。
駅に近い北側部分は延焼を免れている。
しかし少し進むと今もシートで覆われたままの焼け跡が残る。
こんな木造長屋では、一度出火したら手のつけようがないだろう。端っこだけでも焼け残ったのが不思議なくらいだ。
骨組みだけになったさくら新道。
小さなスナックや一杯飲み屋の並ぶ住居兼店舗街だった。
南側から。
シートの中を覗いてみる。
カレンダーが寂しい。
でも火事より前からカレンダーをめくっていなかったようだ。
この後、以前にも触れた飛鳥の小径を南の方に向かって歩いた。
猫が多い。
耳影。