本覚寺蟇大明神のカエル、曹源寺のかっぱのぎーちゃんと河童資料館

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田原町から上野へ。北にぐるっと大回り。
非常にショックなのだけれど、神社仏閣写真を整理しつつ訪問地リンクリストを作成していたらそのファイルを消してしまった。
もう一度作る元気がないので主な経由点だけ書いておく。

神社としては、
西浅草八幡神社 小さいながら梅の花が見事
感応稲荷神社 小さなお稲荷さん
芝崎日枝神社 ピロティ形式で下にトラックが
矢先稲荷神社 社務所工事中、巨大なのぼりを支える木がギギギッと鳴る。この日最大
秋葉神社 綺麗な社殿。意外と静かだった

寺院はもう、無数にあった。浅草寺大杉。
東本願寺周辺には小規模な寺院がたくさんあるけれど、そのほとんどは近代的なコンクリート建築で、檀家さん以外が訪れる雰囲気ではない。

この日歩いた中でインパクトがあったのは、まず本覚寺
日蓮宗。色鮮やかな本堂、読経の音が響く境内に鬼子母神堂や祖師堂、福徳稲荷、水子地蔵、七面大明神、百度石などがひしめき、非常に濃厚。
中でも「神明大蟇」と書かれた蟇大明神の小祠にカエルの焼き物が無数に奉納されていてすごい絵面だった。

もう一つは曹源寺。合羽橋の由来である合羽屋喜八の菩提寺。合羽屋さんが私財を投じ新堀川の開削の工事を行って水害を防いだのだけど、この工事の時、隅田川に棲んでいた河童が手伝ってくれたという。合羽屋さんの名前とただの語呂合わせで作られた伝説だろうけれど、その縁でか曹源寺には河童の資料館?みたいな小祠があり、河童のミイラなるものやら、手塚治虫の描いたイラストなどが展示されている。
さらに山門入ってすぐ右に「かっぱのぎーちゃん」なる像が祀られているのだけれど、これがアバンギャルドすぎて全然河童に見えない。これは何だ!?と思っていると、お寺のすぐ隣に住んでいるおばちゃんが「それ、全然お寺と関係ないのよ。通りに河童の像が一杯あるでしょ? 芸大生が作ったんだけど電柱の移設でどかさなきゃいけなくなってここにおいたの。住職が気を利かせて屋根とか付けちゃって」と教えてくれた。
合羽橋の商店街には、道のあちこちに河童像的なものがある。東京芸大も近いので学生の作品かもしれない。その一つだったものを境内に移設、なんとなくお寺と縁がある風に屋根をつけて祀った?ものらしい。
なんとも大雑把でアジア的というか、下町的。おばちゃんが教えてくれるという展開も台東区クオリティ。素晴らしい。


それにしても、この日だけで多分四十か五十箇所の写真を撮ったのにリストにし損ねた。四時間くらい。
例によって以下の写真は神社仏閣と関係なし。神社仏閣はリンク先を見て下さい。こちらで撮影しています。

fu

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